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補習編

【おやつ3】食事タイム~頭に栄養を、脳に刺激を~

(問題)
さて、この議論は正しいだろうか?


上司A「最近、ゆとり教育世代の社員が増えてきたな」

部下B「そうなんですよ。どうも自分の軸がないみたいで、10年前と比べると「仕事上で悩みを誰かに相談すること」が50倍以上増えているんですよ」

上司A「やっぱり、教育課程に問題があったのだろうか?」

部下B「そうだと思いますよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


答え:正しくないはず

これは相関性の低い要素を大きな影響要因として捉えてしまっている典型的なケース。

「Apple to Orange」と呼ばれるもので、「リンゴとリンゴ」を比較するのではなく「リンゴとオレンジ」を比較して判断している過ち。
※まあ、これはプレゼンテクニックとして利用できる一種の「詐欺テクニック」でもあるわけだが。


ゆとり教育が原因で、10年間で50倍も増えるとは現実的に考えにくい。

他の原因として考えられる一例は、

・「ゆとり」という言葉が普及に、ちょっとのことでも世間が反応するようになった。
・人材業界が適職診断、研修プログラムなどを開発し、あたかも「ダメ社員」を無理やり創り出している。
・ネット上(SNSやツイッターなど)で悩みを相談することが容易にできるようになった。
・広告会社が「転職への煽り」と行い、みんな仕事の悩みを抱えて当たり前なんだなと思いやすくなった。
・社内の人事制度として「相談役やメンター」などが設置されている。
・10年前の数字は本当なのかわからない。感覚的に話しているのではないか。
・10年前のデータ集計方法が謎。
・相談することは、何から相談なのかの定義が不明確。
・若い世代が変わったのではなく、中堅世代が若者に近づくようになった。 etc___


おそらく、結局は「ゆとり」という名前が独り歩きしているだけで、心理的に周りがそう感じているだけのことが大変の割合を占めているだろう。
※それも「私たちが被害者です!」と叫ぶことによって、より「ゆとり」を目立たせている。

過去の条件と今の条件が同じでなければ、意味のない議論なのだ。

今回の問題は「ゆとり」という言葉のせいで、それが主要因として扱われてしまっている最悪な議論のケース。

偏見の要素が高いそんな言葉は、早くなくなれば良いんだけどね。


意外と知らず知らずにこのような議論を行っていることが多いので、気をつけるように。
グループディスカッションでもありえることだよ。


ではまたね。

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