私たちの仕事 INTERVIEW 02

ロジスティクス事業本部

美術輸送東京支店

山本 遙菜

Haruna Yamamoto

2019年入社 外国語学部卒

私たちの仕事 INTERVIEW 02

ロジスティクス事業本部

美術輸送東京支店

山本 遙菜

Haruna Yamamoto

2019年入社 外国語学部卒

貴重な美術作品を
安全に運び、
展示会の成功を
背後から支える。

美術品輸送のプロフェッショナル

美術品輸送のプロフェッショナルとして、
全国を舞台に日々変化ある活躍がしたい。

 学生時代「博物館学芸員」の資格課程で美術品輸送という仕事を知りました。「梱包実習」では、実際に美術品輸送最前線を担うプロの方から、手ほどきを受ける機会がありました。その体験から、美術品輸送への興味が一層深まり「自分も、この分野のプロになりたい」という想いが固まっていきました。
 そんな気持ちで企業研究を進めるうちに、カトーレックに出会ったのです。東京と大阪に支店・営業所を構え、美術品輸送に特化した業務を進めていることに、魅力を感じました。実は、以前から「毎日同じオフィスの同じデスクに座って仕事をするよりは、あちこち飛び回ってさまざまな働き方をしたい」と考えていました。そんな自身の気性も手伝って「全国の美術館や博物館を舞台に、幅広くバラエティ豊かな活躍ができそうだ」という憧れが、入社意欲を後押しました。

美術品輸送のプロフェッショナル
美術品輸送のプロフェッショナル

かけがえのない美術品を扱う者として、
細心の注意と気配りが求められる。

 私の仕事は、展示会の開催から終了までをフォロー。展示作品の集荷・梱包・輸送・展示・撤去・返却という一連の流れを全てカバーします。第一に考えなければならないのは「作品の安全」です。大切な作品を守りながら、仕事を効率的に進めるプランを作成し、実行するのです。展示会ごとに輸送業務に関わる見積もり作成や作業スケジュールを策定・調整。さらに、各作品の輸送に最適な梱包方法を考え、作品のサイズや重量、素材や特性、移動距離や展示先の環境などを考慮しながら、作品を守るために最適な梱包材や梱包法を決定したり、箱を作製したり…、という作業を進めます。
 美術館や博物館での仕事は、集荷や展示、撤収などによって内容が異なりますが、いずれも学芸員さんや作家さんの目の前で作業を行うことになります。万一のことがあれば取り返しがつかない貴重な美術作品を扱うだけに、作品を大切にしておられる方々の熱い視線を感じながら、非常にきめ細かな目配りと、気配りが求められる仕事です。

展示会をやり遂げた自信が、成長実感となりました。

 展示会の開催から終了までとても気を遣いますが、それだけに無事に終了した時の達成感もひとしおです。入社2年が過ぎた頃、ある展示会を全て任されました。作業スケジュール策定や見積り作成、梱包材の選定や手配を重ねました。「自分が作った箱に、キチンと作品が入るだろうか…」と気を揉みました。また、展示や撤去作業では作業チーフ役を担い、作業する人たちに指示を出さなければいけません。チームの気持ちをひとつにまとめ上げることにも苦労しましたが、お預かりした作品を無事に返却できた時、改めて自己の成長を実感しました。
 時にはスケジュール通りに進まないことや、思わぬトラブルが発生することもあります。そんな時にも、即座に上司や先輩に相談してアドバイスをもらえるので、トラブルを最小限に抑えて事態を収拾することができます。多くの人の協力でなし遂げられるこの仕事は、チーム一丸となってこそ立ち向かえるものなのです。これからは、先輩たちから受けた恩を、私が後輩達に返していく番です。

「自分自身で考え、行動する」そんな姿勢を、大切にしたい。

daily schedule

8:30

出社
担当現場の作業者やドライバーと 作業スケジュールの最終確認

9:00

見積り・請求書作成、新規案件対応

12:00

昼食

13:00

進行中の担当案件について取引先と 打合せ(作業スケジュール調整を行い、 配車担当と車輛・作業者の手配)

15:00

担当現場作業者帰社。
報告会・スケジュールや人員の見直し等を実施

17:00

翌日の作業の資材や箱を準備。
作業・運行スケジュールを確認。

19:00

退社

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