EMS事業本部
営業統括部
西條 万里奈
Marina Saijo
2016年入社 人文学部卒
EMS事業本部
営業統括部
西條 万里奈
Marina Saijo
2016年入社 人文学部卒
私は文化系出身ですが「自分の仕事の成果が、日々の生活の中で実感できるモノづくりの一環を担いたい」という思いで、会社選びを進めました。その中でカトーレックに出会って、会社説明会に参加。志望者同士の交流を促しながら、和気あいあいとした雰囲気づくりに力を注いでいる姿勢に、好感を抱きました。
例えば、学生同士で6~7名のグループを組み、「レストランで働いている」という設定で、「どうしたら魅力的な店づくりができるか?」「お客さまを増やせるか?」などについて討論が行われました。人財部の人たちは、そんな議論を温かく見守っていましたが、ひとり一人の自主性や他者に耳を傾ける姿勢、リーダーシップなどを期待していることが感じられ、会社の人財観や若手への期待の大きさを実感。「この会社に入社したい」という思いが固まっていきました。
私の仕事は、営業担当者が獲得してきた新規案件の立ち上げの支援です。家電品の中でも、特に冷蔵庫や洗濯機、エアコン、炊飯器などのいわゆる「白物家電」を担当しています。「生活家電」、「家事家電」などとも呼ばれるこれらの製品は、私たちの暮らしに欠かすことのできないものです。それらの部品手配を受け持ち、試作品のための部品調達から量産開始へ、さらに量産体制が軌道に乗るまでの調達を支援しています。
「白物家電」の多くは中国やベトナムなどの海外生産が進んでいます。国境を越えた調達や発送には、さまざまな課題が存在しています。そこで、世界中にアンテナを張り巡らして、コストを抑えながら、優れた部品を安定的に供給することが、私たちの使命。お客さまから、仕入れ先を指定されるケースもありますが、さらに安定供給を実現するために、当社から複数の仕入れ先を確保しておくことをご提案することもあります。
特に最近では、コロナ禍によるロックダウンや、円高傾向による調達価格や販売価格の変動が激しく、非常に頭を悩ませる問題となっています。為替変動や世界情勢の変化に敏感になり、新聞やwebの見方も変わってきました。また、営業はもちろん、購買部門や法務部門などと連携しながら、契約書に「毎○ヵ月ごとの為替相場に応じて、価格を見直す」など、あらかじめ為替変動を織り込んだ条項を盛り込んで、お互いの理解を深めながら、お客さまや仕入れ先とのよりよい関係づくりを心掛けています。
入社2年目に、中身の基板だけでなく外装デザインから完成まで、リモコン全体を一から造る案件を担当しました。当社にとっても初となる受注を、新人の私に任せてくれた会社の懐の深さに感謝しつつも、かなり不安もありました。しかし、「カトーレックに対するお客さまのご期待に応えたい」という思いをエネルギーに、外形デザインのプレゼンテーションや樹脂製の外装を造るための金型発注など、初めての仕事にチャレンジ。お客さまにも納得していただける製品が納品できた時の達成感が、自分自身をさらに一回り大きくしてくれた経験は、忘れることのできない大きな財産となっています。
9:00
業務開始
メールチェック
10:00
客先、仕入れ先とのやり取り
見積集計、生産/出荷日程の
チェックなど
12:00
昼休憩
12:45
部署での連絡会
14:00
現在進行中のプロジェクトのWEB会議
購買部門の入荷予定日と工場の進捗状況と生産計画を摺り合わせながら、ベストプランを導く。
15:30
次期試作案件のスケジュールや資料作成
19:00
退社