代表メッセージ

代表取締役社長

加藤 英輔

Eisuke Kato

カトーレックを舞台に、
若いポテンシャルの開花を!

変化を味方につける姿勢を
大切に

 創業以来、一貫して私たちカトーレックの成長の原動力になってきたもの、それは「変化こそがチャンスである」という価値観です。目まぐるしい時代の変化を脅威に感じて怯えるのか、チャンスと捉えて味方にするのか、その違いで、将来は大きく変わってきます。当社は、常に時代の変化をチャンスと捉え、果敢に挑戦することで新たな成長を遂げてきました。
 こうした価値観は、企業はもちろん、それを支える社員一人ひとりにもポジティブに作用するパワーを持っています。当社では、新卒社員やキャリア採用の社員、また出身地などのバックボーンが異なる多様な人々が働いています。しかし「チャレンジしたい!やってみたい!」と、自ら進んで動く人には、誰にでも大きなチャンスが開かれています。
 ただし、それは決して根拠のない無謀な行動を許すものではありません。ある人の提案に周囲が賛同すれば、そのチャレンジを実現させるために協力しフォローし合っていく、当社にはそんな社風が根付いているのです。

常に時代を先読みした視点で
成長を加速

 当社は明治10年、米穀商として自ら保有していた一艘の船に、旧藩主松平家から譲り受けた二艘を加えた三艘体制で海運業をスタート。そして戦後、四国と本州を結ぶ初のフェリーを運航させる中で、本格的なモータリゼーション時代の到来を予測して、陸運業に進出しました。
 さらに、主要な得意先だった大手電機メーカーの要求に応える形で、40年ほど前から電子部品組立業務にも取組み、物流業に加えてもう一本の経営的支柱を確立してきました。まだ国内では、『EMS(電子機器類の受託生産サービス)』という業態に馴染みが薄い時代でしたが、当社は日本製造業各社の海外進出の機を捉え、お客さまの海外事業の成長と歩調を合わせながら、海外展開を推進。
 そして現在では、物流事業とエレクトロニクス事業のシナジー効果により一層の飛躍を目指す“ロジトロニクス”の確立を進めることで、経営基盤をさらに強固なものにしようと挑戦続けているのです。

企業カラーを築くのは
社員一人ひとりの個性

 このように、私たちは常に時代の変化をチャンスに捉えることで、より大きな成長を手にしてきました。しかし、加速度的に進むこれからの時代は、その振れ幅もスピードも、今までとは較べものにならない規模になると思います。まだ見たことがない新しい時代へのチャレンジを成功させるには、地球をひとつの市場として捉えるグローバルな視点と、どんな局面にも対応できる柔軟さが必要です。そしてそれを支える原動力は、他ならぬ人財力なのです。
 私は、「企業はオーケストラのようなものだ」と思っています。つまり、それぞれの楽器がそれぞれの音色で、自分の旋律やリズムを奏でながら、全体としてひとつの響きを生みだす。そこには主旋律を奏でる者もあれば、低音部を支える者もいるのです。各自が自らの役割の中で個性を発揮しながら、全体でひとつの美しいハーモニーを創り上げていくことこそが、企業の目指すべき姿ではないでしょうか。同様に企業のカラーとは、あらかじめ定めた色合いに社員を染めるのではなく、社員一人ひとりの個性が醸し出す夢や想いの総和として、企業が自ずと帯びてくる色合いなのだと思います。
 まだ見ぬ新時代への挑戦を続けるこれからのカトーレックを支えていくのは、さまざまな背景や個性、持ち味を持った若いエネルギーです。多種多様な人財が活躍できるカトーレックで、皆さんが個性や持ち味を最大限に発揮して夢を開花させる舞台を見つけてください。

企業活動を支えてくれる
地域社会への恩返しを

 カトーレックは、企業も社会市民の一員として企業活動の基盤となる社会への貢献が必要だと考えています。
 その一環として1976(昭和51)年に、源平合戦の古戦場として知られる香川県屋島の地に、四国各地から古い民家を移築・復元した野外博物館をオープンさせました。屋島山麓の広大な敷地に広がる『四国村ミウゼアム(四国村)』には、国指定重要文化財2棟を含む計33棟の歴史的建造物が移築されています。それらはいずれも、江戸~大正時代に建てられた住宅や作業小屋、寄合い所、芝居小屋、米倉、醤油醸造所など。建造物だけでなく、そこで暮らし働いた人たちの苦労や日々の営み、またその中で培われた暮らしの知恵などを、後世に伝えることを目指した展示や演出が図られています。
 『四国村』は、オープン以来数次の改装や増設などが繰り返されてきましたが、直近では2022年にリニューアル・オープン。ミウゼアム入り口に、東大准教授・川添善行氏設計のエントランス建物『おやねさん』が完成。併せて、オープン以来の思想である「四国の先人達の暮らしを後世に伝える」ことを目指した解説映像や音声ガイドを製作しました。また国際化・多様化する時代に対応して、ホームページやロゴも一新しました。

カトーレックとともに
成長して欲しい

 学生の皆さんにとって、就職はゴールではなくスタートラインと思います。10年後20年後、どんな自分になっていたいのか、明確なビジョンを描き、その実現に向けて挑戦し続ける姿勢が、大切なのです。
 社員一人ひとりがそれぞれの目標を掲げ、達成に向かってチャレンジし、輝いている姿を目にする度に、私自身誇らしい思いを新たにしています。もちろん、日々の仕事は平坦な道のりばかりではありません。しかし、カトーレックには困難や悩みに直面した時にも仲間や先輩たちが手を差し伸べ共に一段高みに昇っていく、そんな文化と土壌が存在しています。
 皆さんには、カトーレックでのチャレンジを通じて、私たちとともに自己の成長を実現していただきたいと思います。

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