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2017/09/20

H3ロケットのエンジン技術確認用の基板実装を受注

当社は、H3ロケットのエンジン技術確認用基板の設計・製造のうち、振動試験に向けた基板のアートワーク(パターン設計)及び部品実装を、三菱重工業株式会社より受注しました。基板実装は当社国内工場で行います。
H3ロケットとは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国内の関連企業が開発中の次期基幹ロケットです。2020年度に種子島宇宙センターから試験機1号機の打ち上げを予定しています。
当社はEMS(Electronics Manufacturing Service)として、電子機器に幅広く使用されるプリント基板の実装を中心に、設計から部品調達、完成品の組立までトータルなサービスを提供しています。工程設計においては、生産の自動化設備を自社で設計・開発し、また、今まで培った製造のノウハウをアートワークや部品選定に反映することで、製品の品質及び生産性向上を実現して参りました。こうした日々の取組みにより、航空宇宙産業の厳しい要求事項に応えられるEMSとして、評価して頂いたと考えています。

当社はEMS企業として、これらの技術確認用基板で実績を積み、量産機への採用を目指します。これにより、JAXAが目指す柔軟性・高信頼性・低価格を実現した使いやすいH3ロケットの開発に貢献します。

問合せ先

■ 営業窓口 : EMS事業本部 グローバルEMSセンター 営業統括部(篠永) TEL : 087-826-8231
■ 本リリース内容 : 総合企画部(山根) TEL : 087-826-8231

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