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2020/04/10
2020年度 入社式を開催
2020年4月1日、高松本社（香川県高松市朝日町）において2020年度入社式を開催いたしました。
毎年創業の地である高松に新入社員が集まり入社式を開催してまいりましたが、本年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、新入社員は配属される高松や各事業所に分かれてテレビ会議で参加する入社式となりました。
当社代表取締役社長 加藤 英輔が、計21名の新入社員に対し、訓示を行いました。
「全員が一堂に会しての入社式が開催できなかったこと、また新入社員研修や懇親会が取りやめになったことは大変残念です。しかし、コロナウイルスの感染拡大という未曽有の出来事が皆さんに考えるべき大きなテーマを与えてくれたと言えるのではないでしょうか。
人類と感染症との戦いには長い歴史があるそうです。今から三千年前、エジプトのミイラにも天然痘の感染が確認されています。15～16世紀スペインは南アメリカに攻め入り、多くの国を植民地にしました。スペイン人は持っていた天然痘への免疫を南アメリカの人々は持っていなかったからだと。また中世のヨーロッパでペストが流行り、宗教への信頼が揺らぎました。それが後の宗教改革につながったのだそうです。
感染症は、時代を変え、人々の価値観を変え、社会を変えてきたのです。コロナウイルスの世界的な感染拡大が、時代を、社会を、どう変えてゆくのかしっかりと体感してほしいと思います。
わが社の経営理念に『常に時代の変化に対応し』というフレーズがあります。新入社員の皆さんもどうか『変化に敏感なカトーレックパーソン』に育ってほしいと思います。」と激励の言葉を述べました。