祝 H3ロケット打上げ成功

2024年2月17日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット試験機2号機が打上げられました。衛星は予定の軌道に投入され、打上げは成功しました。
（JAXAニュースリリース：https://www.jaxa.jp/press/2024/02/20240217-1_j.html）
H3ロケットは、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)と三菱重工業が開発した次期基幹ロケットであり、2001年から運用中の「H2A」の後継機で、人工衛星の大型化に対応する高性能と低コストを両立させ、宇宙開発利用の大黒柱となります。

当社は、H3ロケットのメインエンジン[LE-9]に搭載された制御基板のアートワーク（パターン設計）および製造を担いました。JIS-Q-9100に準拠したQMSを構築、更に宇宙機器の実装規格であるJERGに準拠し、耐振、防湿、異物対策等、高品質のモノづくりを実現する治工具を自社で設計・制作。
H3ロケットが目指す「柔軟性」「高信頼性」「低価格」の実現に貢献しました。

当社は、EMS（Electronics Manufacturing Service）として電子機器に幅広く使用されるプリント基板の実装を中心に、設計から資材調達、完成品の組立までトータルなサービスを提供しています。
生産拠点は、日本、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インド、メキシコの9カ国に12工場を数え、OA、車載、家電、産業、医療、航空／宇宙など多様な製品を生産しています。