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2025年3月14日に竣工しました高松本社工場において、国土交通省が主導する建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の「Nearly ZEB」認証を取得いたしました。
四国の製造業としては初取得となります。
ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼ばれています。快適な室内環境を保ちながら、省エネと創エネにより、「建物で消費する年間の一次エネルギーの消費量を正味(ネット)でゼロにすることを目指した建物」のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、使うエネルギーを省エネで減らし、そして創エネでつくることで、従来の建物で必要なエネルギーを100%削減することができます。削減するエネルギー消費量の割合によって、ZEB ready(50%以上)・Nearly ZEB(75%以上)・ZEB(100%以上)の3段階に分類されています。
高松本社工場では、太陽光発電の設置だけではなく、屋根・外壁の高断熱化、LOW-Eペアガラスの採用により外皮性能の向上を図ったことで建物の熱損失を低減しました。
さらに全熱交換器、特にDESICAを導入する事で、空調機の負荷を低減しつつ、昼光制御やスケジュール制御による照明制御を行うなど建物全体の省エネルギー化を図ることでエネルギー削減量75%の「Nearly ZEB」の達成を実現しました。
昨今の経済安全保障やBCP(事業継続計画)の観点からモノづくりの国内回帰の動きがあります。
それに対応することでEMS事業(電子機器受託製造)の更なる成長を目指し、最新の環境省エネ技術を採用した工場を建設いたしました。また従業員の働きやすい職場環境を実現いたしました。
■ 本リリース内容 : 東京本社 経営企画部(松本) TEL:03-5683-7000